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「君の名は。」感想

桜の木の前で笑っている女性

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 観賞した後、まず感じたことは「この映画に出会えて良かった。」という感覚でした。

私は映画を観るのが大好きで、今まで沢山の映画を映画館で観てきました。しかし、大体が「まあ、こんなものか。」と感じることがほとんどでした。

でも「君の名は」に関しては「これからも家族や友人と何度も観たい!」と思うほど魅力を感じました。

目次

まず圧倒された点は、「情景描写の美しさ」です。

新海監督がこれまで公開されてきた作品にも共通する内容ですが、今作品においてもその点において非常に感動しました。

特に東京の都市部、オフィス街の緻密な表現にはとても驚かされました。

夕焼けや、太陽の光がオフィスのガラスを反射する部分も美しかったです。

ヒロインの三葉が住む糸守の自然美もまた魅力的でした。葉っぱの描き方、水面に反射する物の描き方一つ一つに鳥肌が立つほどに感動しました。

主人公である瀧とヒロインの三葉、2人の間に育まれる純粋な男女の愛が魅力的

昨今、様々な形で愛を表現するドラマや雑誌がありますがその様なものとは次元の違う美しい愛の形を感じました。

これは持論ですが、一般的な男女の愛の価値観は、まず自分を中心とし、都合に合わなくなれば離婚してしまったり、別れたりすることがほとんどだと感じています。

実際、離婚する原因も自分と相手との価値観が合わなくなった。という価値観や自分の思いに重きを置くことが大半であると思います。

しかし、この2人の間にある愛の関係にはその様な「自分本位な愛」は感じませんでした。

その様な自分の様々な事情を越えて相手を求めて行く姿に愛に感動しました。

私にはまだ付き合っている女性はいませんが、いずれその様な方が現れれば、この様に純粋に相手を想い、大切にしていきたいと強く感じています。

具体的に感動した場面は、物語終盤に2人が時を越えて糸守湖で出会うシーン

「会いたい!」この必死な想いが時空を越えて叶うその瞬間はとても感動的でした。

2人の中で育まれてきた愛が時を越えて交わるその瞬間に本来の男女の愛の美しさを感じました。

この後、物語は終盤へと向かっていくのですが、そのラストに流れるRADWIMPSの音楽と場面展開が絶妙にマッチしていて、より物語の中に没入させられました。

この物語ゆえに、この音楽が作られたのだなと強く感じました。

ヒロインの三葉が必死になって糸守の人たちに緊急事態になっている現状を伝えようと役場に駆け出し、転んで、再び起き上がる瞬間に音楽が流れ出すシーンは特に鳥肌が立つほどに感動したシーンでした。

物語と音楽の調和が絶妙にとれていて、物語の節目ごとに流れるBGMも今作品の一つの魅力でした。

まとめ

実際に「君の名は」が好きすぎて、劇中で流れるBGMが収録されているCDも買いました。

そのBGMも全てRADWIMPSが作ったものでどれも劇中の場面にマッチした魅力的なBGMで、聴いただけで劇中のシーンが思い起こされるほど気持ちの込められた作品でした。

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