一戸建て売却を行う時には、宅地建物取引業法に基づく売買契約を仲介をお願いするところと交わさなければなりません。
専任媒介契約はその契約の1つの形態で、不動産会社は1社にした不動産売却の媒介契約になります。
依頼者が自ら見つけた相手に売却でき、この形態の契約ではレインズという不動産ポータルサイトに媒介契約締結の次の日からお休みの日を除く7日以内に登録します。
そこに載せることで、物件探しをしているお客様に情報を幅広く伝える形になります。
仲介会社と契約を交わす際には様々な書類を手元に収集しなくてはなりません。
登録簿謄本や売買契約書、固定資産税納税通知書等を用意しましょう。
このような売却活動を行った後、物件の内覧を行いたいというお客様が現れたら物件見学を行います。
そして、もう少し価格が低ければ購入したいという物件の購入希望を持つお客様であれば、価格交渉を行います。
価格に納得されて購入したいという場合には売買契約を結びます。
価格交渉では契約内容をしっかりと確認するようにします。
家や土地などを他人に売るときは結構な諸費用がかかってきます。
その中に仲介会社への仲介手数料があります。
この金額は売却金額によって決まってくると言えます。
売却金額が高くなると仲介手数料も高くなる可能性もあるため、価格交渉時に改めて不動産業者に確認しておくようにします。
売買契約を結ぶまでの期間は、売り出しを開始してから大体1~3ヶ月ほどが平均的でしょうか。
その後、物件の売却手続きで必要とされ手付金を受領します。
手付金後に物件引渡しと残代金受領を行います。
物件引渡しについては、引渡しの日にちが決まったら、ローンの解約や抵当権抹消などの手続きを行い、当日までに引越しをして、部屋を空けておきましょう。
この間は大体1ヶ月から2ヶ月ほどと言われています。
家の引き渡しを行い、残金を受け取ったら売却完了です。
一戸建て売却の手続きと流れについては事前によく確認しておき、その時になって慌てないようにしておきましょう。
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