残債があると、そもそも銀行などの金融機関もお金を貸してくれません。
家やマンションを買うとき普通は住宅ローンを組むことに対してなんら後ろめたさはないはずです。
ですが、住宅ローンを組んだとしても可能な限り負担の少ないようにしなければならないでしょう。
そこで問題になるのは、住宅ローンの残高に売却したお金を充てることができるかです。
例えば、住宅ローンがまだ300万円ほど残っている場合、住宅を売却した時のお金をそこに充てるとすればこれは決して不可能なことではありません。
この場合には、抵当権抹消手続きの費用の相場をしておくことが必要になります。
そもそも抵当権抹消とは、ローンが組まれているとき抵当権が付いていますのでローンがなくなったと同時に抵当権を抹消しなければできません。
費用に関しては、所有権移転登記と同じように司法書士にお願いすれば20万円ぐらいで行ってくれるでしょう。
司法書士は、営業担当者に相談すればその不動産会社とつながりのある人を選んでくれます。
あなた自身で探したい場合には、インターネットや口コミなどで探してみるのも一つの方法です。
抹消にかかる日数は、およそ2週間ぐらいと考えておきましょう。
もちろん司法書士が早い段階で動いてくれればそれよりも早い時間で抹消されることがほとんどです。
ただ、即日に抹消されるかといえばなかなかそれは難しいですのでやはり2週間ぐらいと考えておくのが一番妥当です。
必要な書類や持ち物ですが、自分で提出するものは実印や住民票になるでしょう。
それ以外にも、抵当権完済書面が必要になります。
これらを法務局に持っていくわけですが、自分でする場合でなければ司法書士にお願いすることになりますので法務局に持って行かなくてもよいでしょう。
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