久留米絣という絣をご存知ですか?
久留米絣は、福岡県久留米市の伝統的な織物です。
久留米の織物職人である井上伝が13歳のときに、絣の柄を作る方法を開発したのが始まりといわれています。
藍染の着物を洗い続けたときにできる色落ちによる白い斑点をヒントに、今のような久留米絣の体系を完成させました。
そして何より、藍色が久留米絣の最大の特徴でしょう。
また機能性にいても、申し分ありません。
綿素材の織物なので、夏は涼しく冬は暖かく、気温の変化を感じず着れます。
美しく機能性のいい久留米絣袖。
ではいったいどうしてでしょうか?
そんな久留米絣が着れるなんて、とても心が踊りませんか?
夏の暑いこの時期な涼やかな藍色の久留米絣の着物を着てお家で残暑を楽しむのもまた違った楽しみ方ができるかもしれませんね?
そうした厳しい条件をクリアしているからこそ、自然で鮮やかな藍色を楽しめるのですね♪
身内が亡くなった時に、故人が所有していた着物を手離すことになって、大変に迷いました。
やはり特に着物に関しては自分で購入することは、ほぼないに等しく、レンタルが大体を締めているからです。
しかし、所有してても必ずしも着るとは限りませんので、そのような点も含めて慎重に考えました。
まず、残すものと手離すものを決めるポイントは…
古いかどうかに関しては、そこまで長い期間、保管することがやや億劫になってしまったので、手離すことに決めました。
そして一番は、着物であるかどうかがやはり大事です。
手離してしまうことになると思います。
またですので、となると結局、最終的に残ったものは、ほんのわずかとなってしまいます。最初はもったいなかったかもしれないと後悔しましたが、まだ一度も着ていないので、これで良かったのかもしれません。
また、処分方法についてですが、ネットオークションやリサイクルショップに持っていくことも考えたのですが、最近は着物も二束三文で、あまり足しにもならないような気がしましたので、それならば、本当に必要とされている方や欲しいと言ってくださっている方が知り合いの中にいました為、その方々にお譲りしました。
故人が来ていたものなので、思い出のために、どうにかしてリメイクでもしようかと考えたりもしたのですが、やはり着物の形独自の良さを壊してしまうことが非常にもったいなかったので、このような形を取りました。
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