使わなくなった着物がおうちにたくさんあるという場合、着物の処分を考えるはず。
でも、どの着物を処分すれば良いのかわからないという方も少なくないでしょう。
でしたら、次のポイントを意識して処分するか残すかを決めてはどうでしょうか?
- 保存状態が良い
- 高額で買った
- 需要がある
- 着る可能性がある
- 現代の人間が来ても古く見えないか
- 自分に似合う色や柄であるか
1つずつ見ていきましょう。
保存状態が良い着物
着物は保管が難しいとですよね。
自身では丁寧に保管していたつもりでも、よく見ると虫食いができていたり、色があせていたりすることもあるはずです。
まず保存状態が良ければ、まだまだ着る価値があります。
シミや汚れ、色褪せがなく、保存状態が良ければ、残しておくのがオススメです。
高額で買った
高いお値段で買った着物なら処分するのはもったいないですね。
手放すにしてもさまざまな方法があるのですが、ただ捨てるのは論外。
着物買い取り店に売却するにしても、今は着物を着る人が少なく需要も低いですから、それほど高値にはならないでしょう。
そのため、処分せずに残しておくのも良いですね。
需要がある
これは、人気の着物でかなり需要があると高値になる可能性が高いです。
そのため、このケースでは専門店に買い取りしてもらうのがオススメです。
うまくいけば、数十万円の値がつくことも◎
着る可能性がある
着物をタンスに長くしまっていても、もしかしたらいつか着ることがあるかもしれませんね。
でしたら、まだ処分はせずに、置いておくのも良いのでは?
ただ2年以上着ていない着物ならば、手放してしまうのがベター。
それくらい着ていないものは、今後もおそらく着ないでしょう。
その着物をどこに着ていくのか、明確な予定がないと余計に宝の持ち腐れになってしまい、着る機会がないままタンスの肥やしになることでしょう。
私は、お茶会や観光などを考えたうえで、それに着ていくことができそうなものだけを選びましたよ。
現代の人間が着用しても古く見えないか
着物にはさまざまなデザインがあります。
年々、着物のデザインは変わってきている
当然、最新のものはその時代に合ったデザインになっているものです。
なんだか古臭い…。
中には現代のトレンドだったり定番とは異なるデザインもあるかと思います。
よって、数年前の着物が現在だと少し古臭いデザインのように感じられてしまいます。
着物も時代と共に進化していると言えますね。
そこで着物の断捨離を検討する際、「デザイン性」を基準に挙げることをオススメします。
つまり、デザインが古いものは処分するというわけです。
もしそうでも気に入って着るのなら全く問題ありませんが、「捨てるのがもったいない」という気持ちだけで取っておくのも考え物。
先々のことを考えて選択するというのも1つの基準
例えば、歳を取ってからも着られるデザインかどうかという視点で考えてみましょう。
また、自分自身が歳を重ねたときに似合う時期が来るだろうから、それまで残しておこうかと先々のことまで想像をめぐらせながら、じっくり考えてみるのも良いでしょう。
若々しく華やかなデザインのものは歳を取るとちぐはぐな印象を与えてしまいます。
無難なのは色味もデザインも地味なものです。
長く着物を着続けたいというのなら、シンプルなものをいくつか残しておくといいかもしれません。
自分に似合う色合いや柄であるか
残すか手放すか1番大切なポイントはこれでしょう。
自分に似合っているかどうかでしょう。
やはりいくら高額で手に入れたものでも、あなた自身に似合う色だったり柄でないと、結局は手が伸びません。
似合う着物だったり着る機会を想定できるものだけ残しておくべきです。
もう着ないなら売るのがベター
管理を徹底しなければ、保存状態が悪くなるのが着物。
そうなる前に着るか、売却するのが良いでしょう。
いずれにせよタンスにしまいっぱなしにせず、定期的に出して着る、あるいは、バイセルや福ちゃんといったところに買い取りしてもらうのがオススメ。
人気の着物でしたら、かなり高額で買い取りしてもらえるかもしれないので、査定に出すだけでもしてみてはどうでしょうか。
そうすれば、着物の価値がわかりますよ。
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